【子連れ京都】０歳児と宿泊するROKU KYOTO LXR【五つ星ヒルトン】

京都の洛北、鷹峯三山の麓に2021年に開業したヒルトンの ROKU KYOTO LXR ホテル＆リゾーツは、

静かで観光客が少なめのエリアにあり、穏やかな時間を過ごすことができるラグジュアリーなリゾートホテルです。

この記事では、0歳11か月の赤ちゃんとの ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts 宿泊体験をもとに

子連れでも安心なホテルかどうかを含めて、館内や部屋の様子、感想などレポートします。

ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resort 基本情報

ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts（以下ROKU京都）は、京都の洛北にある「しょうざんリゾート京都」敷地内にあるLXRブランドのホテルです。

LXRブランドというと、ヒルトン・ホテルグループのポートフォリオの中で最も新しい形態で、世界にまだ件しかない注目のラグジュアリーホテルブランド。

「ROKU」という名前のホテルとなった由来は２つあり、１つは「鷹ヶ峰」「鷲ヶ峰」「天ヶ峰」の三つを総称した鷹峯三山の山麓（サン「ロク」）に位置すること。

もう１つは、すぐそばを流れる「天神川」でかつて紙が漉かれており、この「漉く」という字が「ロク」とも読めることだそうです。

JR京都駅からタクシーで30分ほどかかるので一般的な市内観光には少々アクセスが不便ですが、

そのぶん雄大な鷹峰三山の自然に囲まれた立地で、周辺の観光スポットも市中に比べると人が多くなく、滞在中はゆったりとした静寂な時が流れているのを感じられます。

到着からチェックインまで

車で到着すると、スタッフの方が丁寧にお迎えしてくださります。

車を降りてからレセプションのあるアライバル棟までは徒歩10秒ほど、という非常にシンプルな造りのエントランスです。

ちょうどクリスマスシーズンの宿泊だったこともあり、クリスマスを想起させつつも和の雰囲気を保った、かわいいデコレーションガされていました。

ちなみに館内にも各所でクリスマスデコレーションが見られ、どれもパッと目をひく華やかなものではないのですが、とても凝っていて非常にかわいらしく、

ホテルの雰囲気にマッチしていて、空間をより居心地の良いあたたかいものにしてくれていました。

ロビーとレセプション

ホテルに到着したらまずチェックインのために訪れるのが、レセプションのあるアライバル棟です。

アライバル棟もこじんまりとしていて、ロビーが大きいゴージャスなホテルとは全く違います。

しかしそれでいてやはりラグジュアリーな雰囲気があり、同時に京都らしい和も感じられるモダンなデザイン。

チェックインはこちらのソファに座って行います。

大人には黒豆ほうじ茶と和菓子、子供には水とチョコレートを出していただき（０歳児なので私が頂きました！）、

ゆったりとチェックインを済ませます。

お部屋までの様子

敷地内は、客室棟とレストラン棟、アライバル棟などがそれぞれ別の建物になっており、それぞれは外通路とお庭でつながっています。

中でも印象的なのは、周りの山々や建物をきれいに反射する水面に彩られた通路です。

夜にはライトアップもされて、より一層幻想的な雰囲気に包まれます。

客室棟の通路も、落ち着いた和風のデザインでありながらとてもスタイリッシュです。

階ごとに違うモチーフの漆のアートパネルも飾られており、とても綺麗でした。

お部屋の様子

ROKU京都の客室タイプは以下の通りになっています。

• デラックス
• ガーデンデラックス
• プールサイドデラックス
• プレミアデラックス
• スイート

今回、我が家が宿泊したのは１番お手頃なお部屋であるデラックスです。

ルームキーは木製で、花札がモチーフになっているそう。とってもおしゃれでテンションが上がります。

部屋の様子

お部屋のドアを開けると自動的に正面にある窓にかかっていたブラインドが上がっていき、

外の景色がパッと華やかに見えるという素敵な演出で、さっそく気分も上々に。

お部屋はかなりゆったりとしていて、夫婦と赤ちゃん１人の３人家族には十分でした。

おかげさまで、ベビーベッドを入れてもらっていましたが、滞在中まったく邪魔に感じませんでした。

ウエルカムギフトとして、机にはフルーツとあられが置かれています。

写真に納め忘れましたが、窓際には素敵な本や雑誌もたくさんディスプレイされていて、こだわりを感じました。

お風呂

さて、ROKU京都にはなんと温泉つきのお部屋もあるのですが（ガーデンデラックス）、

我々が宿泊したデラックスについているのは通常のお風呂です。

しかし、デザインが非常に魅力的！

なんと、シックな黒を基調にした浴室は、ベッドルームから見えるようになっています。

（もちろん、見えないように閉じることもできます。また、ガラスがあるので向こう側は濡れません）

ちなみに窓の下半分はすりガラスになっているので、誰にも迷惑をかけずにこの解放感の中でお風呂に入れます。

また、浴槽の横には広い洗い場がちゃんと別であり、シャワーは手で動かせるタイプでした。

もちろんシャンプー、コンディショナー、ボディソープも揃っています。

洗面

洗面台はダブルシンクで、こちらもまたお洒落なデザインです。

↑赤ちゃん連れのため、写真右の方に、おむつ用のゴミ箱も設置してくださっていました。

歯ブラシセットやコットン、マウスウォッシュまでありました。

スキンケア用品は、フランスの自然派ブランド omnisens PARIS のクレンジング、洗顔、トナーとクリームが用意されていました。

お部屋にはほとんど何でも揃っているので、かなり荷物を減らして来られそうです。

備品とアメニティ

１番嬉しい備品は、レプロナイザー４D Plus。「髪の美容機器」とも言われる、高級なドライヤーです。

想定外によくて感激だったのは、バスローブ！

びっくりする程フワッフワで、１枚羽織っているだけでどこにでもいけそうなくらい暖かく、やさしく包まれている感覚を味わえました。

その他スリッパ、上下パジャマ、お出かけ用の足袋とセッタなども置かれていました。

また、ミニバーコーナーも素敵なつくりで見逃せません。

お水やお茶、ネスプレッソは無料で、お酒やスナック、冷蔵庫の中にあるビールやソフトドリンクは有料です。

ROKU京都の赤ちゃん・子ども対応

洗面には子供用のアメニティーとして、子供用の歯ブラシ、かわいいボディータオル、ボディウォッシュや犬型の泡立てネット、浮かべて遊ぶアヒルなどが入った巾着を置いてくださっていました。

その他、ベビーベッドやベビーバス、おむつ用ゴミ箱、キッズパジャマの貸し出しや、

レストランでは子ども用カトラリーやハイチェアの貸し出しも可能。

またチェックインの際には、朝食を無料で部屋食にするかと提案いただく配慮もありました。

今回は０歳児連れのため利用しませんでしたが、ROKU京都では敷地内でできるファミリー＆キッズアクティビティも複数用意されています。

子連れ・赤ちゃん連れでもゆったりと、非常に安心して宿泊できるホテルだと思います。

館内の施設

館内には、ざっくりと以下のような施設があります。

• ティーハウス
• スパ＆サーマルプール／ジム
• レストラン＆バー

ティーハウス

宿泊者であれば自由に利用できるティーハウスでは、京都の老舗メーカーのお茶やコーヒーをいただくことができ、

レストランでの食事の後や、チェックアウト後タクシーが来るのを待っている間など、

温かいお茶を飲みながらほっと一息、リラックスしたいときに無料で利用できます。

モダンな和風のデザインで非常に居心地が良いです。

奥の大きな窓からは、ホテル名物の水盤の景色を眺めることもできます。

ティーハウス横には授乳室（多目的室）もあり、赤ちゃん連れでも安心して利用できました。

レストランTENJIN & ザ・バー

TENJIN は敷地内を流れる天神川に沿って建つROKU京都で唯一のレストランで、

その横にあるザ・バーは、ホテル名物の水盤の景色を間近で眺めながらグラスを傾けられるおしゃれなバーです。

夜は水盤もライトアップされるので、よりロマンチックな印象になります。

我が家も今回、朝食でTENJINを利用しました。

お食事に関しては別記事でまとめています。

サーマルプール & スパ／ジム

ROKU京都の目玉の一つが、天然温泉を利用した年中利用可能なプールです。

鷹峰三山の雄大な自然に囲まれた素晴らしいロケーションの中で、季節を問わず快適に楽しめる水着着用の温泉となっています。

サーマルプールは４歳以上から利用が可能だったため我が家は利用していませんが、真冬でも楽しんでいる方が大勢いました。

また、サーマルプールの横（屋内）には THE ROKU SPA というスパがあり、さまざまなトリートメントを受けられるほか、

その上階には２４時間開放されているフィットネスジムもあります。

記念日サービス

今回は夫の誕生日での宿泊であることを事前にお伝えしていたところ、

ターンダウンサービスの際に素敵なメッセージカードと、

京菓子 末富さんのお菓子という粋なプレゼントをお部屋までお持ちいただけました。

チェックインの際にも、お誕生日おめでとうございますなど言葉を添えていただき、

非常に気持ちのいい記念日を過ごすことができました。

ROKU KYOTO, LXR HOTELS & RESORTSまとめ

京都のヒルトン系ラグジュアリーリゾート ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts について紹介しました。

LXRホテルズ＆リゾーツブランドではアジア初進出となるROKU京都は、

ヒルトン最上級のおもてなしに加え、赤ちゃん連れかつ特別な記念日滞在でも安心できました。

ホテル内やしょうざんリゾートのほか、徒歩圏内の金閣寺や、北野天満宮のあたりも非常に穏やかで、

気持ちのいい散策ができ、一層深い京都の魅力をゆったりと味わうことができるお宿です。

※このブログ記事の内容は2023年12月訪問時の体験をもとにしたものです。最新情報は必ず公式ページにてご確認ください。