ニューヨークの夜を楽しむ！NY観光で行くべきおすすめ定番バー９選

カクテルが日常的により多くの人に楽しまれ、バー文化が根付いているニューヨーク。

ニューヨークのバーは日本のバーとは少し趣が違い、多くの場合ガヤガヤとカジュアルな雰囲気が漂っています。

日本で言うと、ちょっと１人でカフェに行ってもうひと頑張り仕事するかあ、という時や、

晩御飯を友達や大事な人と一緒に食べた後、「もう１件！」と居酒屋や夜カフェに行くような

そういう感覚でバーに来ている人も多く、なかなか楽しい体験ができるかと思います。

また、カクテル文化がかなり普及している分、

お店ごとでオリジナルの気合の入ったおいしいクラフトカクテルが味わえるのも魅力です。

もちろんお酒が苦手な方でも、どのバーでもノンアルコールのモクテルを作ってもらえるので、雰囲気を楽しむことができますよ。

この記事では、ニューヨークに来たら是非行ってほしい、素敵なおすすめの定番バーを９店ご紹介します。

皆様のニューヨーク旅行やニューヨーク生活が、朝から夜まで思い出深いものになれば嬉しいです！

ニューヨークでおすすめのスピークイージーバーもこちらの別記事にまとめていますので、是非あわせて読んでくださいね。

Brandy Library

ブランデーライブラリーは、その名の通りまるでお酒の図書館のような、

圧倒的なお酒とカクテルの選択肢を誇るおしゃれなバーです。

お店は壁全面に美しくディスプレイされたお酒にかこまれ、高いところに置いているお酒はハシゴで取られるのもまた、図書館を彷彿とさせます。

世界中のウイスキーや珍しいコニャック、アルマニャックやメスカルなど、お酒に詳しい方なら見ているだけでもワクワクするコレクションは垂涎もの。

これだけの選択肢なので、ソムリエの方に好みを伝えれば、素敵な出会いも自然あるというものです。

程よい喧騒で居心地が良い、洗練されたラウンジ風のバーに興味がおありなら、

ブランデーライブラリーは素晴らしい選択肢になると思います。

The Dead Rabbit

過去、世界最高のバー、世界のベストカクテルバーなどに選ばれ、

今でもニューヨークのベスト・バーとして数々のメディアで取り上げられつづける有名店、ザ・デッド・ラビット。

アイリッシュパブのため、おがくずが床に撒き散らされてるのが特徴です。

アイルランド系ということで、ここの名物はアイリッシュコーヒーですが、他のカクテルもどれも非常においしいです。

気取らずカジュアルで、ワイワイとした雰囲気の楽しいバーです。

食べ物もおいしいので、１人でビールをチェイサーにしながらご飯食べに来ているお客さんもいたりします。

Westlight

絶景が楽しめるルーフトップバーなら、ブルックリンのウィリアムズバーグにあるウエストライトがおすすめです。

ブルックリン側からマンハッタンの景色を見渡すことができ、ニューヨーク感が強くて好きなバーのひとつです。

ウィリアム・ベールというホテルの22階にあるとても収容人数の多いバーですが、いつも人気で予約が取りづらいほど。

冬でも屋内で美しい景色を楽しめますし、暖かい季節は屋上の芝生コーナーでゲームをしながら飲んだりと、和やかな雰囲気を楽しむこともできます。

飲み物と景色だけでなく、スターシェフによるフード類も非常においしいので、ランチやディナーとしても満喫できるが魅力。

夕暮れ前に夕飯ついでに行くと、昼間の景色・日の入りの景色・夜景というマンハッタンの美しい瞬間をどれも逃さず見られるのでオススメです。

Bemelmans Bar

ベメルマンズ・バーはアッパーイーストにある歴史的なジャズバーで、

マリリン・モンローとケネディ元大統領がデートしていたことで有名な

高級ホテル「ザ・カーライル」の中にあります。

有名な児童書 マドレーヌちゃん（Madeline）シリーズの作者であるルードヴィク・ベメルマンズが、その昔このホテルに宿泊させてもらう代わりに壁じゅうに絵を描きおろしたというエピソードで知られており、

とってもかわいいイラストがイキイキと、バー全体の壁やランプなどを彩っています。

よくピアノジャズが演奏されていて、チップを払って好きな曲をリクエストする人もいます（ハッピーバースデートゥーユーの曲とか）。

カクテルメニューとしては、ここの名物は追いマティーニ付きのマティーニ(！)です。

バーという大人の空間・壁画のメルヘンさ・ジャズの軽やかな生演奏・みんなの楽しそうなワイワイ話す声、

その全てが混じりあった唯一無二の空間は、多くの人に愛されいつも賑わっていて、温かいムードがあります。

Manhatta

マンハッタンの景色をマンハッタン内から眺められる絶景バーなら、ビルの上にあるマンハッタはいかがでしょう。

１〜２人ならバーカウンターに座った方が景色はいいですが、

テーブル席でも十分にニューヨークの景色を満喫でき、さながら展望レストランのようです。

ニューヨークの地名を冠したシグネチャー・カクテルのほか、

クラフトカクテルもおしゃれなラインナップなので、ぜひ試してみてくださいね。

夕暮れ前にご飯ついでに行って、昼間の景色と夜景をまとめて楽しむのもいいですが、

ご飯メニューは少なめで味も普通なので、ご飯をしっかり楽しみたいなら

上で紹介したブルックリンのWestlightの方が、おすすめの景色見える系バーだと思います。

高層階から眺めるニューヨークの夜景をカウンター越しに見てグラスを傾け、

ニューヨーク旅行を振り返ってみるなんていうのはいかがでしょう？

Double Chicken Please

店内が暗すぎてなにも映らなかったので写真はありませんが、若めの子がどちらかというと多いバーです。

世界のベストバー50などにもランクインした有名バーでもあります。

お店は Front Room というカウンターバーと、その奥にある The Coop というバーラウンジの二段構えになっていて、それぞれでメニューが違いますが、おすすめは The Coop 一択です。

人気店ですし、The Coopは特にいつも満席で、長い行列に並んでウェイティングリストに登録した後さらにどこかで時間を潰さないといけないというとんでもないお店ではあるのですが、

非常に尖ったクラフトカクテルのメニューがあることで知られていて、行く価値のあるバーだと思います。

メニューには「Japanese Cold Noodle」「NY Beet Salad」「Cold Pizza」「Key Lime Pie」などなど

本当にカクテルが出てくるんだよね？とおもわず確認したくなってしまう名前がずらりと並んでいます。

しかし大丈夫かなと思いながら注文すると、面白いことに、こんなふうに上手に飲み物に昇華できるものかとおもわず唸ってしまうカクテルたちで、けっこう美味しいのです。

アテとしては是非、ニューヨークで指折りのおいしいポップコーンチキンを注文するのをお忘れなく！

The Bar at Baccarat Hotel

ザ・バーは、2015年にオープンした５つ星ホテル「バカラ ホテル＆レジデンシズ ニューヨーク」内にあります。

ホテル内はエントランスから店内まであらゆるところでバカラ製品にあふれ、

バーの内装もバカラのイメージカラーである赤で統一されて高級感が漂います。

カクテルのお値段は少々お高めで、写真手前のものなどは１杯５５ドル、

奥のものも３０ドル以上と、物価の高いニューヨークの中でも群を抜いて高いとはいえ、

非常にラグジュアリーでオトナな雰囲気で、特別な時間を楽しめます。

日本でバカラの B Bar に行ったことがある方でも、何もかも全く違いますので行ってみる価値があると思います。

Death & Company

ベストバーとして様々なメディアで受賞歴があるDeath&Co.。

薄暗い照明と鬱蒼とした雰囲気に包まれたゴシック様式の店内では、質の良いカクテルを楽しむことができます。

メニューがわかりやすく、数多くのカクテルがそれぞれフレーバープロファイルやムードで大まかに分類されているので、選びやすくなっています。

ユニークなミクソロジーと比類ないクラフトカクテルは国内屈指との呼び声も高く、特にカクテルファンやバーが好きな方におすすめです。

ちなみに下の写真のカクテル名は「MAJIN BUU」。

ドラ○ンボールのキャラクターに由来しているそうです。

Martiny’s

ニューヨークの伝説的バー「Angel’s Share」でトップバーテンダーだった方が独立してできた、

比較的新しいバーです。

ウォークインはほとんど受け付けていないので、予約をしていくのがおすすめ。

日本人バーテンダーのつくる、独創的で繊細な味のカクテルが楽しめます。

また、ここのフードは、ニューヨークの超有名ミシュランスター店である Eleven Madison Park と Masa で働いていたシェフが監修しており、とてもおいしいのも魅力です。

まとめ

ニューヨークを夜までガッツリ楽しむために是非とも行ってほしい、

ニューヨークのおすすめバー（定番編）を紹介しました。

私はもともとお酒をほとんど飲まなかったのですが、それでもニューヨークに住み始めてからはカフェ巡りの感覚でよくバーホッピングするようになり、バーの雰囲気や、カクテルの魅力を感じて楽しんでいます。

ニューヨーク観光ではぜひ、バーで思い出になる素敵な夜を過ごしてみてくださいね。

※このブログ記事の内容は2024年1月時点の情報をもとにしています。最新情報は必ず公式ページにてご確認ください。