90年以上の歴史が魅力！ニューヨークの老舗コーヒーショップCafe Reggio

グリニッジビレッジにある昔ながらのヨーロッパ風カフェ Cafe Reggio。

映画ゴッドファーザー２などでも舞台となっている歴史の長いカフェで、

ニューヨークでは有名なカフェスポットになっています。

Cafe Reggioとは

国としての歴史が浅いアメリカの中でも、

流れがはやく何かと入れ替わりの激しいニューヨークでは

歴史のあるものが特別愛され、好まれていると感じます。

Cafe Reggio は1927年にできた歴史の長いカフェで、

これはグリニッジビレッジで初めてのカフェであり

なおかつカプチーノを提供するアメリカ初のカフェでもありました。

グリニッジビレッジはおしゃれなエリアですが、

そんな中にあってもパッと目を引くグリーンの外観が特徴です。

お店はいつ行っても常に賑わっていますが、

回転が早いのか意外とすっと入れます。

店内の様子

アメリカのカフェにはない、重厚な雰囲気を感じる店内。

昔ながらのヨーロッパ風のカフェです。

びっしりテーブルが置かれているので、隣の座席との距離がかなり近く

がやがやと楽しい雰囲気が感じられます。

そんな店内をぐるりと見渡すと、

美しい絵画や芸術品がびっしりと飾られているのが目に入ります。

なんといくつかの作品は、イタリアのルネサンス時代にまで起源をさかのぼるそう。

これらのアンティークが、カフェ レッジオをより温かみがありながらゴージャスな風格をもつ空間に仕立てています。

カプチーノは20世紀初頭、イタリアで初めて人気になったそうです。

その後すぐにオーナーが一生分の貯金（当時の1,000ドル）をイタリアに送金し、

1902年イタリア製の美しいエスプレッソマシンがカフェに導入されました。

この歴史のあるエスプレッソマシンは今もここで見ることができ、

それもこの店を訪れる人のお目当ての１つになっています。

さて、メニューはこちらです。

ブランチやデザート、コーヒーのほか、ビールやカクテルなどのアルコール類も充実しています。

メニュー下に書かれているのを見て気づきましたが、

なんとこのカフェ、深夜3時や4時（もはや早朝？）まで開いています。

だからお酒メニューがしっかりあるのかもしれませんね。

名物カプチーノ

注文したのは、名物のカプチーノと

エスプレッソマティーニ（Reggio’s Famous Espresso Martini）

そしてティラミスです。

こちらはスポンジがかたく、イメージしていたティラミスと違ったので

自分で上からカプチーノをどばっとかけたところ、染みていい感じになりました。笑

まとめ

歴史や文脈を重視するニューヨーカーに愛されている Cafe Reggio。

味や質云々というより、昔からあるカフェの独特の雰囲気を楽しみに行くのなら、唯一無二の空間です。

※この記事は2024年2月の訪問をもとに執筆しています。最新情報は公式サイトにて必ずご確認ください。